缶入りウォーターで人気のLiquid Death(リキッド・デス)社が、来年からエナジードリンク市場に参入する。新製品「Liquid Death Sparkling Energy」は、カフェイン量を他社の半分以下の100mgに抑え、天然由来成分や独自の甘味料を使用。急成長する230億ドル規模のエナジードリンク市場で、健康志向の消費者に訴求し、既存の大手ブランドとの差別化を図るのが狙い。ブランドの新たな成長チャネルとして期待される。ブランド戦略と市場での差別化同社にとってエナジードリンクは、水、炭酸水、アイスティーに次ぐ4番目の製品分野。エナジードリンクは同社製品と共に最も多く購入されている商品であることがわかっており、既存ファンの新製品購入も十分に見込める状態だ。新製品はコーヒー豆由来の天然カフェインとビタミンを配合し、砂糖や人工甘味料は使わない「より健康志向」な点が特徴。Red BullやMonster等の強力な競合がひしめく中、このユニークな立ち位置で市場シェア獲得を目指す。年間売上3億ドルを突破し急成長する同社の次の一手に注目が集まる。出典Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/liquid-death-to-launch-energy-drinks-entering-23b-category/753337/TOP image©Food Dive