欧州食品安全機関(EFSA)は2025年4月30日、再評価プロセスを経て、人気の人工甘味料であるアセスルファムKの安全性に懸念は生じないと発表した。今回の再評価は、アセスルファムKが、ガンやホルモンの乱れ、2型糖尿病、甲状腺の損傷、認知機能の低下などを引き起こす可能性があり、禁止すべきだという声を受けて行われたもの。アセスルファムKとは?アセスルファムK(アセスルファムカリウム)は炭酸飲料やデザート、アイスクリーム、お菓子、プロテインシェイクなど幅広い食品飲料製品に使用されている人工甘味料であり、その甘さは砂糖の約200倍と言われる。アスパルテームなどとは異なり、熱安定性がある為、焼き菓子や冷たい製品にも使用出来るとの事。出典Food Navigator Europa記事:https://www.foodnavigator.com/Article/2025/04/30/efsa-declares-artificial-sweetener-acesulfame-k-safe/EFSAの報告書:https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9317Top Image:©️Unsplash