Food Navigator誌は「消費者が求めているアンチエイジング食品トップ5」と題し、今注目されているアンチエイジング食品5つを紹介している。以下要約すると、1.全粒穀物オート麦などの全粒穀物は、βグルカンなどの水溶性食物繊維が豊富。プロテインブランド「Protein Works」のカイロ・クロウリー氏によれば「全粒穀物を多く含む食事は、加齢性疾患の根本原因である全身性炎症を軽減するのに役立つ」という。©️Unsplash2.クルミナッツ類は高タンパク質で良質の脂肪を含むことで人気が高いが、中でもクルミはアンチエイジング効果において特に優れているという。クルミにはオメガ3脂肪酸であるALAが豊富に含まれており、クロウリー氏によると「オメガ3が炎症を抑え、認知機能の低下を防ぐのに役立つ」とのこと。©️Unsplash3.ブロッコリーブロッコリーにはビタミンCや、体内の解毒酵素を活性化する物質であるスルフォラファンが豊富に含まれており、長寿や病気抵抗力に関わる遺伝子を活性化するという。また食物繊維も多いので、腸内細菌叢の健康を促進し、免疫機能の強化もサポートする。©️Unsplash4.ベリー類(特にブルーベリー)イチゴやラズベリー、ブルーベリーなどのベリー類はビタミンCやアントシアニン、エラグ酸といった強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つ成分が豊富。中でもブルーベリーはアントシアニンが豊富で、老化や慢性疾患を促進する酸化ストレスから守ってくれる。また血圧を下げたり認知症のリスクを軽減する効果もあると言われている。©️Unsplash5.脂が多い魚(特にサーモン)サーモンやサバ、イワシ、マス、ニシンなどの魚はオメガ3脂肪酸を多く含む。プロテインワークスのクロウリー氏によれば、中でもサーモンは長鎖オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAの優れた供給源であり、それらがトリグリセリド(中性脂肪)値を下げ、動脈のプラークの蓄積を減らし、全身性炎症を軽減するという。またオメガ3脂肪酸は筋肉量や認知能力を維持するのにも重要な役割を果たすので、老後の自立を維持するためにも不可欠とのこと。©️Unsplash出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/06/18/top-5-anti-ageing-ingredients/Top Image©️Unsplash