最近、超加工食品(UPF)に対する反発により、UPFに分類される植物由来の肉代替品にも暗雲が立ち込めている。UPFは不健康であり、肥満の原因になると考えられているからだ。そうした中、「責任ある医療のための医師委員会」(PCRM)による新たな研究では、肉を植物由来食品に置き換えると、加工レベルに関わらず大幅な減量につながる可能性があるという。加工されたビーガン食でも健康に良い?研究では太り過ぎの参加者244人をビーガン食を摂取するグループと、食生活を変えないグループに分け、16週間後の状態を分析した。その結果、ビーガン食を摂取したグループは食生活を変えなかったグループに比べ平均5.9kgの減量に成功したという。PCRMの臨床研究ディレクターであるハナ・カレオバ氏は「私たちの研究は、加工食品とみなされている植物由来の食品が慢性疾患の蔓延と戦うのに役立つということを思い出させる重要なものです」とコメントしている。出典:Green Queen記事 PCRMの研究論文Top Image©︎Impossible Burger