オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)のコンピューターサイエンス及びエンジニアリング研究チームは2024年10月、スマホのセンサーを使って牛乳のパッケージを開けずに鮮度を判定する技術「VibMilk」を開発した。国連の推計によれば、乳製品の約20%が毎年廃棄されており、その多くが牛乳だという。そうした中で、この技術が牛乳の廃棄削減につながる事が期待されている。100%の精度で新鮮かどうかを判定VibMilkはスマホの振動モーターとIMUセンサー(慣性計測装置)を使用して得た振動データを機械学習で解析、23段階のPH値で牛乳の鮮度を分類。98.5%の精度でPH値を検出し、新鮮かどうかを100%の精度で判定するとの事。出典:Food&Drink BISINESSTop Image:Unsplash